鉄板焼カウンターで食べるハンバーグ。実は以前からコンラッド東京の「風花」のランチメニューにあるのを、一度味わってみたいと狙っていたのですが、それよりも先にウェスティン東京で体験する機会に恵まれました。
最上階にある鉄板焼「恵比寿」のオープン時間は11時半。雨の平日とはいえ、予約が多く入っているようです。昼食なら12時からの予約が適当かと思いますが、ハンバーグを食べようと思ったら、11時半でなければ間に合いません。
一番乗りで店に着きましたが、早速トラブル。予約が通っていなかったのです。でも、係はすぐに席を用意し、ほとんど待たされることはありませんでした。
カウンターに座り、メニューを一通り眺めましたが、今日はやっぱりハンバーグ。私たちは間に合いましたが、数分後に入店した近くのお客さんは、3人での来店でしたが、ハンバーグは残りふたつと告げられ、残念そうにしていました。
「贅沢な恵比寿ハンバーグ」の基本は、サラダ、ハンバーグ、焼き野菜、ごはん、香の物、みそ汁、デザート、コーヒーがついて3,200円です。
このうち、サラダに帆立貝をトッピングするとプラス800円、ごはんをガーリックライスにするとプラス700円です。ガーリックライスはあまり好きでないので、帆立貝だけ追加してみました。
ハンバーグの焼き加減は、あまり赤いところが残らない程度にと頼みました。
まずは野菜が仕上げられ、ついでハンバーグが皿に盛られました。目の前で焼かれている時から、ジュージューと美味しそうな音と、香ばしいにおいがしてきて、食欲をそそります。
牛肉だけでつなぎを使わないハンバーグは鉄板焼ならでは。ソースなどは一切使わなくても、しっかり肉の味がしますが、ポン酢かデミグラスからソースを選ぶことができます。
食後は席を移してデザートコーナーにて。シャーベットかアイスクリームを、数種類のフレーバーから選べます。飲みものはコーヒーか紅茶。黒胡麻のアイスクリームを選んでみました。
デザートコーナーはテーブルの間隔が狭く、おしゃべりをするには落ち着きません。そこで、ロビー階の「ザ・ラウンジ」に移動して、ハーブティとともに、チョコレートとバナナのクープ(1,480円)を。
濃厚なチョコレートとたっぷり入ったバナナの定番ハーモニー。ビッグサイズですので、甘ったるさも強烈ですが、これがまたたまりません。さっぱりしたハーブティとのコントラストがよかったです。
私は正直、ウェスティン東京のことがキライでした。理由はサービスにぬくもりを感じた試しがなかったからです。
しかし、今回はそうした印象を払しょくするに十分な、洗練された心地よいサービスに感心。また久しぶりに泊まってみようという気にさせられました。