福島から仙台へ

今日は福島県白河市での小学校巡回コンサート最終日。26日から3日間は市内中心部の学校を回りましたが、最終日はかつて村部だったところを訪ねました。夜明けとともに起き、軽く走った街並みとも一度お別れです。

午前中に行った表郷小学校は、体育館が耐震工事中で使えないため、食堂での演奏会となりました。生徒数は300名ほど。その全校生徒が一緒に集まれる食堂があるというのですからユニークですね。

しかもちゃんとステージまであって、ディナーショーが出来ちゃいそう。天井が低いのは仕方がありませんが、演奏会への支障もなく、全員で楽しい時間を過ごしました。

午後からは車で45分移動して大屋小学校へ。周囲には稲が黄金のじゅうたんのように広がり、小高い山が連なっている穏やかな環境です。久しぶりに広い空を見た気がしました。

大屋小学校は全校生徒が約80名の小さな学校。でも、体育館は広くて立派です。ステージではなくフロアに楽器を置いたので、より身近に感じてもらえたと思います。

4日間の行動を共にした白河市教育委員会の皆さん、福島県文化センターの皆さんとは、もうチームのような絆が結ばれました。演奏中に子どもたちと同じ目線で見守ってくれたことにも感謝です。

新白河駅で皆さんとお別れし、単身仙台へ。ちょうど暮れゆく山々を眺めながら、ちょっぴりの哀愁を感じつつの旅路でした。

さあ、いよいよ明日からはせんくら! 2011年、特別なせんくらの開幕です。仙台が音楽一色に!そして新しい出会いがたくさん待っている予感です。