明石公園と天文科学館

今日は午後から明石へ。演奏会の打ち合わせが主目的ながら、すこし早めに出掛け、明石公園を散策してみました。

このあたりは、かつて頻繁に訪れていたのに、公園内に足を踏み入れたのは初めて。想像以上に広く、場所によって雰囲気が異なるので飽きません。

気ままに過ごす人々の表情はみな穏やか。駅前とは思えないスケール感と開放感です。天守閣はありませんが、天守台まで上がれば、明石市街を一望でき、明石海峡大橋や淡路島もよく見えます。

公園の奥にはいくつかの池があり、とりわけ城跡のすぐ裏にある池は、静けさに満ちており、しばらくそこに佇んでいたい気持ちになりました。

すっかりリフレッシュしてから、約束の面々と落ち合い、舞子ヴィラに行ってテラスレストラン「サントロペ」でランチブッフェ。

カジュアルなブッフェダイニングですが、ちょうど「ご当地うまいもんフェア」をやっていて、山口の瓦そばや、岩手のひっつみ、そして作り立ての明石焼きなどを味わうことができ、楽しかったです。

帰りにキャッシャーで見かけたケーキにも興味を引かれましたが、すでにブルーベリーソフトクリームや白玉ぜんざいで満腹だったので、今回は見るだけ。

続いては明石市立天文科学館へ。来年2月のバレンタインコンサートに私が出演することになっているので、その打ち合わせです。

明石は言わずと知れた日本標準時を刻む子午線のまち。天文科学館のタワーは、その東経135度線上にあります。

今日はメンテナンス休館日ですが、プラネタリウム施設を見せてもらい、どんなコンサートにするかを相談しました。

こちらのプラネタリウムでは、最近流行の映像プログラムを使わず、解説員の生声により番組を上演しているそうです。

エレクトーンでのプラネタリウムコンサートならば、ド迫力のサウンドと映像をイメージしてしまいますが、こちらではあえて正統派の演出をする方がよいイベントになるような気がします。

美しい星空を眺めながらじっくりと音楽に耳を傾けたり、解説員のお話で星々の素顔に迫ったり、ロマンチックな伝説にうっとりしたり。シンプルな中にも、心に残るひとときを創り出せたらと思っています。