ディナーショーの準備がかなりいい感じになったところで、今日は韓国からのお客様を迎え、エレクトーンシティ渋谷で演奏によるコミュニケーションを楽しんで来ました。
そのお客様は韓国で活躍中のエレクトーン演奏家、イ・スルギさんです。私が冷え症克服のために人参を愛飲していると知って、本場韓国より各種人参を土産に持って来てくれました。
スルギさんは、たまたまオペラ座の怪人の動画を探していて私を見つけたとのこと。日本にもフリーで活動している演奏家がいるとわかり、すぐにメールでコンタクトしてくれたのです。
私も、韓国でエレクトーンがどのように親しまれているのか、まったく知らずにいたのですが、彼女とのやり取りを通じて、エレクトーンに関しては日本と中国を足して割ったような環境であることがわかってきました。
そして、最初にお会いしたのが昨年10月、浜離宮のリサイタル鑑賞のために来日してくれた時のことです。美しい女性が最新の楽器を自在に扱っていれば、さぞや人目を引くであろうことは想像に難くありません。
でも、彼女が韓国のTV番組で活躍している画像を見て、私はぶっ飛びました。日本ではありえないほどエレクトーンにきちんとスポットを当て、楽器の特色や魅力を正しく紹介してくれていたのです。しかも、ゴールデンタイムのバラエティ番組でです。
他にも、韓国のトップシンガーとの共演や、国家的な主要コンベンションでの演奏機会など、さまざまな経験をお持ちのスルギさん。
とはいえ、韓国ではまだエレクトーンを十分に活用できているとは言えず、私との交流をきっかけに、もっと多くのことを吸収して、エレクトーンを広く知ってもらうために役立てたいという気持ちなのだそうです。
その話を聞いて、国は違っても気持ちは同じだと思いました。私も韓国の音楽事情から学ぶことはたくさんあるでしょうし、韓国での演奏会にも興味があります。
まずは互いに顔を合わせ、楽器に向かい、音楽を奏であうことで、そこからアイデアを積み上げていくことにし、今日を迎えました。
いつ、どんなプランが実現するかは未知数ですが、何かが動き始めたという実感は確かなものです。また楽しみがひとつ膨らんで来ました。次は私が韓国を訪問する番です。