始発便で雪の積もる高松空港へ飛び、終日スーパーレッスン。今日は弾きまくるのではなく、編曲の仕方や音楽へのアプローチの基本など、頭脳と感覚を磨きました。終了後は門下の家族と食事。ステキな店に案内してもらいました。
讃岐富士と呼ばれる飯野山のふもと、静かな宅地にあるマンションの1階にのれんを掲げるのは、「和 濱もと」。ここと決めていなければ、気付かずに通り過ぎてしまうかもしれませんが、この店と出会えた人は幸せです。
丁寧で誠実な店を予感させるのは、清潔な佇まい。さりげなく飾られた季節の花も、訪れる人を優しく出迎えます。
店内は、板場に面したカウンター、グループやファミリー利用に便利なテーブルコンパートメント、座敷の各セクションに分かれており、プライベート感もあります。
料理はどれも美味。こんな店が近所にあったら、必ず通いつめたくなります。
イイダコ、菜の花、空豆、白菜、クコの実、胡麻。
牡蠣しんじょう。
造りは天然鯛、タコ湯引き、帆立貝。
焼物はメダイとその白子。
煮物は野菜焚き合わせ。
ごはんは五穀米を釜で炊き上げたもの。みそ椀、香の物付き。
デザートは苺のシャーベット。
上品な味で、本当に美味しかったです。飲みものも良質なものばかりをセレクトしていてワクワク。和服姿の女将さんによる優しいサービスも魅力的。気取った感じもなく、好感度抜群でした。また再訪したい店です。