子どもの頃は4月がきらいでした。新学期を機に押し寄せてくる変化に流されそうだったからだと思います。でも、今年の4月は充実していました。昨年の10月もそうでしたので、半年ごとに大きなステップアップを経験している感じです。
3月末から4月にかけて、文化広場や音楽庁を含め8回のコンサートを経験した上海では、家族ともゆっくり過ごすことができ、公私ともにいい時間が持てました。
中旬には門下たちの演奏会を開催し、それぞれの成長と可能性を再確認する歓びを味わったことも記憶に新しいところです。
山口での美しい歴史的建造物で行われたコンサートも、心地よい響きと素晴らしいお客様に包まれ、幸せなひとときとなりました。
そして今日も門下生のためにひたすら楽器に向かって添削や調整をしながら、音楽を伝承することの大きな意味を実感しています。
これからも、弾くことのこの上ない楽しさを噛みしめながら、体力と情熱が続く限り、皆様にベストパフォーマンスをお届けして行きます。
直近のコンサートは5月5日の香川です。ゴールデンウィークのレジャーに、今が絶好調の神田将を見るというプランを加えてみませんか?
その後は北海道池田町、静岡県掛川と続きますが、ひとつひとつのステージをじっくり練って、ふたつとない演奏会をお届けします。毎回が新しい発見と感じてもらえるために、日々努力を重ねています。ご期待下さい。