今回の愛媛訪問では、鉄道車窓と松山の中心地以外、何も見ることができなかったけれど、それだけにもう一度訪ねてみたいという気持ちで出発しました。
松山の中心から空港までは、タクシーを使っても2,000円でお釣りが来ますし、時間にして15分足らず。このアクセスの良さも気に入りました。途中の道が渋滞することがほとんどなさそうなのも、いいと思います。
タクシーに乗りながら、窓の外を何気なく眺めている時、信号待ちをする他の車に目をやると、ほとんどが愛媛ナンバーでした。ちゃんとした字体で「愛媛」と書かれているものもあれば、簡略した字体のものもあります。
しみじみ思えば、愛媛と書いて「えひめ」と読むのは難しい気がすると同時に、とても美しく上品な命名だと感心します。
四国の他3県も、香川、徳島、高知と、気品のある名称揃い。以前は地味なイメージが強かった四国ですが、実際はどこを訪れても心地よさが感じられ、今ではくまなく回ってみたい場所の筆頭格になりました。
次回は松山から宇和島や宿毛経由で高知まで、列車の旅を計画中。このルートに限らず、四国には美しい自然に囲まれた温泉宿やオーベルジュが点在しているのも魅力的です。