修了コンサートでの堂々とした演奏が記憶に新しい和歌山宮井の神田将クラスは、本日より第2期のレッスンがスタートしました。2年目のチャレンジに気持ちも新たに集まる子どもたちに、私も本気のレッスンで向き合います。
いつもは日曜日に開催している神田将クラスですが、教室と私のスケジュールがなかなか合わず、今回は土曜日に。初回レッスンは即興演奏の特訓です。多角的にレッスンを進めるために、私の弟子を助手として呼んだので、担当講師と合わせて3人の講師陣で受講生を指導します。
即興演奏の経験度合いは、受講生によってさまざま。もうかなり高度な創作が可能な人もいれば、イロハから丁寧に教える必要のある人もいます。
いずれにしても、型にはめてお決まりのパターン演奏をさせるのは、私の流儀ではありません。能力うんぬん以前に、それぞれが持つ音楽性を見抜き、解放してやるように接します。
たいていの子どもは即興はキライと口を揃えますが、少しでも楽しいと思ってもらいたいもの。実際、思いが膨らむままに音楽を紡いでいけたら、それはそれは気分がいいものです。
今日は初歩の初歩をじっくりと丁寧に紐解きました。慌てて成果だけを求めても、個性豊かな演奏は引き出せません。まだまだぎこちない演奏ですが、1年経つころには堂々とした即興演奏を聞かせてくれることでしょう。前期1年での成長より、この先1年の方が一層の躍進となるよう、張り切って指導します。