10月26日（土）はオールエレクトーンソロのライブ！

東中野の商店街にあるライブ&バーALT_SPEAKERでは、アマチュアから凄腕まで、幅広いミュージシャンが日夜熱いプレイやセッションを繰り広げており、以前から知る人ぞ知る存在でしたが、エレクトーンの最高機種を導入したのを機に、エレクトーンの聖地としてあっという間に全国的に名を広め、エレクトーンのイベントも数多く開催されるスポットになりました。

私はこれまでに4度プレイ。ピアニスト米津真浩さん、シンガー不破佐知子さんとのライブに加え、エレクトーン好きが集まって互いの演奏を楽しむエレクトーンオープンマイクに参加して、厚かましくも何曲か弾かせてもらう経験をしたのですが、これがまた最高に楽しかった。

オープンマイクに参加しているのは、エレクトーンが大好きなアマチュアの皆さんが中心。それぞれお気に入りの曲を持ち回りで弾いて、聞き手が熱烈なエールを送るシーンには、いつも胸を熱くさせられます。音楽っていいな、エレクトーンって楽しいなと思わせてくれる優しくて温かい空気に身を埋めていると、自分もいつしかエレクトーンをやって来てよかったと思わせてもらえるんです。

そこでプロがガツっと弾いたら、ちょっと場の空気を乱してしまうのではとも思いましたが、気持ちよく迎え入れてくれて、ボーダーのない平和なひと時を楽しんだものです。

でも、このALT_SPEAKERが、この地での営業を年内で終了すると発表し、エレクトーン愛好者はおおいに涙しました。もちろん私もそのひとり。もう一度ここで弾けたらなぁと思っているところに、面白い話が舞い込んで来ました。

私の演奏会でステージ写真を撮ってくれている上田海斗さん、そしてSNS用のPR動画を作ってくれている湯澤孝至さん。このふたりは同じ大学の先輩後輩同士で、音楽にとりわけ詳しいわけではないけれど、私の演奏会を通じて音楽のよさを知り、リスナーとしても応援してくれています。

「あの曲よかったよね」「あの音はどうやって出しているんだろう」とふたりでの会話が盛り上がるうちに、「聞いた曲から僕らが選んだベストセレクションを神田さんに弾いてもらったら最高だよね」となり、それを小耳に挟んだ私が「じゃあやれば？」と嗾しかけて開催を決めたのが、今回のライブです。

ふたりがそれぞれ選んだベスト5をカウントダウン形式でご紹介するトータル10曲のプログラムは聞き応え抜群のリサイタル級！

手が届くほどの至近距離でこれらをご披露する機会はもう二度とないでしょう。東中野ALT_SPEAKERにおいては、最初で最後のソロライブとなりますので、この機会をお見逃しなく！

-【A LONG JOURNEY YUKI KANDA】-
ぼくたちが選ぶ神田将エレクトーンベストコレクション
ALT_SPEAKER 東中野

2024年10月26日（土）
▼OPEN18:30 ~24:00
▼PLAY TIME19:00 ~22:00

▼CHARGE4000yen＋DRINK（税込）

予約は kaito@yksonic.com までメール
または、オンラインショップ をご利用ください

▼STREAMING《配信》2000yen
https://kipz.fun/mall/event/2044 

▼ACT：【神田将 El.】【上田海斗 Photographer】【湯澤孝至 Movie Editor】

A.ヴィヴァルディ︰協奏曲「四季」より”冬”第１楽章
J.ホーナー：タイタニック
B.ウィーラン：リバーダンス
M.ラヴェル：ボレロ
G.ホルスト：組曲「惑星」より”木星”
G.ビゼー：「アルルの女」第2組曲より”ファランドール”
P.チャイコフスキー：組曲「眠れる森の美女」より”ワルツ”
坂本龍一︰ラストエンペラーのテーマ
富貴晴美︰HAKONECTION
B.スメタナ：連作交響詩「わが祖国」より”モルダウ”