10回目の茨木

茨木で年に一度開催されるコンサート、10回目はこのメンバーでと心に決めていたものが、思った通りに叶いました。

前半は米津さん、波多江さんとそれぞれ協奏曲を一対一で。ふたりの名手の持ち味が光ります。ラフマニノフに続くリュエフという組み合わせもまた絶妙。フォーマルな装いから、洗い立てのTシャツに着替えるような変化をお楽しみいただけたと思います。

第2部は一転して賑わいのあるステージに。石川さんのマルチパーカッションにより、躍動感と迫力が倍増し、会場もおおいに盛り上がります。ここでは玲那がエレクトーンを担当。私は舞台袖で流れを見守る役目です。熱演するメンバーを見ながら、各地を共に巡った日々が心をよぎりました。

終曲ののち、カーテンコール。私も一緒に5人でステージへ。アンコールは私以外の4人でする予定でした。ひとつくらい全員でできたらいいと思いつつも、鍵盤が足りないので諦めていたのですが、ふと見るとティンパニが空いていて、そこにタンバリンがあったので、飛び入りで参加することに。最後に全員揃うことができ、大満足でした。