エグゼクティブフロアプレミアム
2006.06.25(日)
東京プリンスホテル パークタワー Executive Floor Premium Twin Room
Park Tower Tokyo Prince Hotel
喜-2

このルームキーを提示することで様々な特典が利用できる このホテルの客室は、フロアによって4つのカテゴリーに区分されている。一般フロアにあたるパークフロア、グレードアップした客室アメニティを備えるエグゼクティブフロア、プレミアムスイートのみで構成されるロイヤルフロア、そして、エグゼクティブフロアをよりグレードアップしたエグゼクティブフロアプレミアムという分け方だ。そして、それぞれに豊富な客室タイプがあるので、どの部屋にするか迷ってしまうが、選ぶ楽しみというのも確かに存在する。

今回は、エグゼクティブフロアプレミアムを初めて利用してみた。このフロアは、他のホテルではいわゆるエグゼクティブフロアとかクラブフロアと呼ばれている特別階に当たり、このフロア滞在客には、専用ラウンジの利用をはじめ、様々な特典が付いてくる。一方、このホテルのエグゼクティブフロアというのは、室内のアメニティがグレードアップし、ワンドリンクサービス、ミネラルウォーター、ランドリー優待が付くのみで、専用ラウンジは利用できない。

今回利用したのは、37平米のプレミアムツイン。客室そのものは、エグゼクティブツインと同等だ。大きな窓とバルコニー、快適なベッド、使いやすいレイアウトなど、ソフト面は実に素晴らしいが、インテリアがまったくもって時代に合わないのが残念でならない。7平米のバスルームも立派に造ってあるというのに、まるで冴えないのだ。強力なシャワーや、エラバシェのアメニティ、小さなフラワーアレンジメントなど、他のホテルにも見習ってもらいたい部分がたくさんあるが、この内装だけは絶対に真似しないでもらいたい。

エグゼクティブプレミアムの特典に、客室内冷蔵庫ミニバー無料というのがある。冷蔵庫にはシャンパンやスコッチも含まれており、もちろんスナック菓子類も無料だ。これがあれば、ラウンジはもう必要ないようにも思うが、27階には専用ラウンジも設けられている。

この専用ラウンジは、113平米のプリンススイートをひとつつぶして、ラウンジとして利用しているもので、元からラウンジとして設計されていないため、やや無理が感じられる。リビングルーム部分に10席のソファを、扉で完全に仕切られた別室のベッドルーム部分に6席のソファを置いた。そして、バスルームをパントリー代わりに利用している。

狭いラウンジなので、あまりくつろいだ雰囲気ではないのだが、よほど暇なのだろう、スタッフはいつでも大歓迎してくれて、不思議と居心地は悪くない。ティータイムにはクッキーが、カクテルタイムには立派なカットフルーツが、そして、朝にはコンチネンタルブレックファストも用意される。飲み物はアルコール、ソフトドリンクともにメニューがあって、自由に選んで注文できるようになっている。

朝食は、専用ラウンジの他、朝食営業を行っているすべてのレストランから選んで利用することも出来る。「ブリーズヴェール」では、最上階の眺望とともに、落ち着いた雰囲気の中、朝食を楽しめるのが魅力。朝食時専用の食器を用意し、テーブルクロスや布ナプキンがセットされているというのも優雅さを高めている。

アメリカンブレックファストは3,500円。コース風に提供され、まずはコーヒーとフルーツの盛り合わせ、ヨーグルトが運ばれてくる。そこまではよかったが、卵料理にはガッカリした。添えたミートは美味しくないし、業務用のラウンドポテトフライを載せている。サラダは、あらかじめカットされた業務用野菜を乱雑に盛って、キューピードレッシングを掛けたもの。トーストもふにゃふにゃだった。ジュースはフレッシュだが、それでも2,000円以上は出したくない内容だった。

「ブリーズヴェール」と同じフロアにある宴会場では朝食スカイブッフェを行っている。宴会場というロケーションは面白くないが、内容は充実している。特にフルーツはマスクメロンやパパイヤなどもカットされて並んでおり、フルーツ派には嬉しい品揃えだ。卵料理はその場で調理し、ハムのカットサービスも行っている。サラダは「ブリーズヴェール」とは比較にならない新鮮さだった。

「カフェ ノヴェル」では、1日10食限定のジャンボバーガーにトライしてみた。直径18センチ、300グラムのハンバーガーはボリューム満点。結構いい肉を使っており、2,000円はオトクだった。店内は日曜日のディナータイムながら、ほとんどノーゲスト。この店は場所が悪い。

「陽明殿」は、シアタースタイルの中国料理店。高い天井にはトップライトもあり、ランチタイムは明るい雰囲気だ。大きなステージがあり、立派な照明・音響設備を備えている。そのステージを、どの席からも眺められるよう、段差のある座席配置になっている。デイリーランチは2,500円で4種類のメインディッシュからチョイス。この時期は冷麺2,300円もあって、辛いソースの冷しゃぶ載せ冷麺を注文してみた。料理がテーブルに運ばれ、しばらくした時、冷麺のソースが入ってるガラスの器が突然爆発した。原因がわからないが、お詫びにと、かわいいヒヨコ型のお菓子が出て来た。

「とり芝」は焼き鳥の店。厨房を囲むようにして設けられたカウンター席は、外国人にも人気の様子。ディナーでも、宿泊客優待メニューが3,500円と、比較的安い。3種の小鉢、サラダ、焼き鳥5本、食事セット、デザートという内容だった。焼き鳥は、苦手な部位があれば、他のものとチェンジしてくれる。

このようにレストランの店舗が多く、いろいろな味が楽しめるのも、このホテルの魅力だ。ガーデンには色とりどりの薔薇が咲き乱れ、とても美しかった。だが、それを眺める人がほとんどいないのがもったいない。積極的にアピールして、来館した客にガーデンまで足を運んでもらう工夫が望まれる。だが、それ以前に、このホテルに人の足を向けさせる努力が必要だ。

 
使いやすいがセンスがイマイチな部屋 寝心地抜群のベッド デスクやテレビ

窓際のシッティングスペース バスルーム バスタブ

バルコニーからの眺め ローズガーデン 薔薇と東京タワー

「陽明殿」のステージを見る 「陽明殿」の座席 おまけのデザート

「カフェ ノヴェル」の店内 「カフェ ノヴェル」のオープンキッチン 直径18センチのバーガー

 
東京プリンスホテル パークタワー 050430 050522 050618 050625 050717 050814 050927 060106 060218


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