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2005.01.16.(日)

ルネッサンス リゾート オキナワ Renaissance Twin Room
Renaissance Okinawa Resort
喜-5 ウェストコーストの楽園
バルコニーからの眺め
今まで、年に一度は沖縄を訪れるようにしていたが、今回は丸2年と少しのブランクを空けてしまった。その間にも、人々の沖縄への関心は高まるばかりで、独特の文化によって形成された時の流れを求めて、幅広い年齢層の観光客が南の島を目指して旅に出ている。素朴な民宿から最高級リゾートまで、さまざまな宿が軒を連ねているが、どこに滞在しようとも、沖縄は旅人に安らぎを与える母なる島だ。今年は本島だけでなく、宮古や石垣までも高級リゾートの開業ラッシュを控え、癒しの島はますますヒートアップしている。

2年ぶりの沖縄でどこに滞在するか、実のところおおいに悩んだ。4泊の日程の中で、ナハテラスには必ず1泊するつもりだった。残り3泊を、どこかに連泊とするか、思い切って離島まで足を延ばすかなど、あれこれと検討したが、結局は、4軒の宿に1泊ずつ泊まり歩くことに決めた。

1泊目はルネッサンスリゾートを予約した。ここを1泊目にしたのには理由がある。ルネッサンスクラブフロアに滞在すれば、空港までの送迎が付くからだ。移動が多ければレンタカーも便利だが、いまさらあちこち観光する予定もないし、ホテル内だけで過ごすつもりだったので、車で移動するよりも、タクシーやホテルの送迎を利用した方がむしろ身軽で好都合だった。

那覇空港の到着ロビーには、すでにルネッサンスホテルのロゴと同じ色の制服を着た係が待ち構えていた。彼に案内されて乗り込んだのは真っ白なストレッチリムジンだった。他にも送迎希望客があれば相乗りになるのかもしれないが、ラッキーなことに貸切だった。さすがに車内にシャンパンやカナッペの用意はないが、ルネッサンスホテルまでの道のり、叶姉妹気分を味わいながらのドライブだった。

リムジンが正面玄関に到着すると、数名のスタッフが待っており、名前を呼んでにこやかに歓迎してくれた。そのままロビーやフロントを横目に通り過ぎ、エレベータで最上階のルネッサンスラウンジに案内された。リゾートらしい籐椅子に腰掛けると、おしぼりとゴーヤジュースが振舞われ、チェックイン手続きと共に、館内やフロア特典などについて丁寧な説明があった。この日の沖縄の気温は13度。冷たい雨が降ったかと思えば、雲の間から虹が出たりと南国らしい天候だった。風も強かったので、予定通りおとなしく館内で過ごすことにした。

客室はプライベートビーチに面した36平米のツインルーム。家具は開業当時と変わっていないが、ファブリックや額装は新しくなっている。さすがに最新型のリゾートホテルと比べるとオーソドックスな造りに見えるが、しっかりした高品質の家具、充実のアメニティ、そして細やかな演出や工夫が醸し出すトータルの雰囲気は、最新ホテルに決してひけをとらないどころか、風格さえ漂う。15年ぶりのステイは実に快適だった。

室内には、窓を向いてセットされた2台のシングルベッド、どっしりとしたソファセット、対面して椅子を添えたデスク、テレビキャビネットを備えている。ベッドは幅110センチ弱と小ぶりだが、日中は抱き枕を添えてあり、ターンダウン後には寝心地のよいデュベスタイルの寝具が姿をあらわす。ソファ前のテーブルには蘭の一輪挿しと、黒糖菓子が入った小箱が載っている。その珊瑚入り黒糖の美味しいこと。一粒ほおばれば、初めて食べる味なのに懐かしさに包まれることうけあいだ。また、額には戯れるイルカの姿を描いた絵が飾られており、その愛嬌のある表情が実に心和ませてくれる。

最上階のバルコニーは、下の階より外にせり出しており、ひとまわり広くなっている。下の階では椅子が2脚おかれているが、最上階はクッションマットを敷いたデッキチェアが備わっており、横になって、日差しや時間によって刻々と色を変える海を、誰にも邪魔されずいつまででも好きなだけ眺めていられる。ホテルのイルカ用プールでトレーニングを受けるイルカたちの姿も見えるし、時折、手すりにとまる珍しい野鳥を間近に眺められることも。ここは楽園の特等席だ。

バスルームとベイシンは独立しており、ベイシン付近はL字に鏡張りになっている。ドレッサーやバゲージを広げられる台もあって使い勝手がいい。だが、バスタブとトイレを設置したバスルーム内はタイル張りで、やや面白みに欠ける空間だった。100グラムものニナリッチソープや、沖縄製の化粧品など、アメニティは非常に充実しているが、シャンプー類は壁掛けディスペンサーだった。タオルは3サイズ3枚ずつ。バスローブやビーチサンダルも備えている。客室にLANはないが、ロビーに自由に利用できるコンピュータがあり、インターネットに接続している。

客室内で過ごすのも退屈しなかったが、せっかくなのでアフタヌーンティとカクテルアワーにルネッサンスラウンジを利用してみた。本格的なアフタヌーンティは、スコーン、フィンガーサンドをはじめ、各種焼き菓子がスタンドで運ばれてくる。カクテルアワーには、新鮮なトロピカルフルーツと共に、泡盛のカクテルなども楽しめ、利用価値は高かった。

午後からあれこれつまみ食いをしてたので、夕食時になってもそれほどお腹が空いていなかった。ルームサービスのメニューを見ると、ゴーヤチャンブル&ライス680円や海ぶどう580円など、居酒屋並みの値段の料理がずらりと並んでいて興味を引いたので、沖縄の郷土料理を中心にいくつか注文して、バルコニーで海を眺めながら、気取らないディナーをのんびりと楽しんだ。

フロア特典により無料で利用できるという山田スパにも出かけてみた。沖縄では数少ない天然温泉で、古くよりこの地で親しまれてきたという。硫黄を含む湯は独特の臭いもして、温泉であることを実感できる。結構な人数で賑わっていたが、浴槽は大きく洗い場も十分にあって、広々している。時折オバちゃんがタオルを集めに脱衣室へズカズカと入ってるのが気になった。

翌朝の朝食は「アンビルハウス」へ。ルネッサンスクラブフロア専用の朝食会場と聞いていたが、店の前には朝食の案内と共に価格が記載されていたので、誰でも利用できるのかもしれない。料理は洋風か和風(ヘルシー)からチョイスし、それぞれコース仕立てのフルサービスで提供される。フレッシュジュースのおかわりを尋ねたり、きちんとドリップした美味しいコーヒーが出されるなど、贅沢でゆったりとした朝食を楽しめた。和風は島わかめとトマトのサラダから始まり、茶碗蒸し、サーモンステーキと続く。洋風は見事なポーチドエッグ、フィレステーキという豪華版だ。

朝はヨットセーリングを予約していたが、あいにく悪天候により欠航。スタッフはぎりぎりまで運行予定を確認してくれるなど、非常に親切だった。このセーリングもクラブフロアの客室料金に含まれている。これだけ充実した内容で1泊1室34,000円(ルームサービスを除く)。コストパフォーマンスに優れており、文句なしの喜-5。チェックアウトもスムーズで、リムジンで次の目的地、万座ビーチホテルまで送ってくれた。メインエントランスで手を振るスタッフの姿が印象的だった。必ずまたここに帰ってこよう。

幅一杯の窓がうれしいツインルーム 窓側から客室内を見る

存在感のあるソファとテーブル 鏡により広く見えるベイシンコーナー

バスルーム内 充実のアメニティ

バルコニーのデッキチェア バルコニーから山側を見る

プールサイドからホテルを見上げる アトリウムロビーに住んでいるインコ

ラウンジのフルーツ ラウンジのアフタヌーンティ

朝食に出た見事なポーチドエッグ ストレッチリムジンの車内

2005.01.16.(日)
フォーシーズン コンチネンタル料理
Four Seasons
喜-3 沖縄における西洋料理の正統派血統
チェックインを済ませて、まずは腹ごしらえと、レストランへ向かった。ルネッサンスの調理人は、沖縄リゾートの先駆けだった沖縄ヒルトンからのスタッフもおり、味の良さでは地元の人々にも高い評価を得ている。それを証明するがごとく、日曜日の午後のダイニングには、順番待ちの列ができていた。そのほとんどが地元沖縄の人々だが、外国人の姿も多かった。

程なくして案内された店内は、フローリングの床にエレガントな椅子テーブルが並んでいる。ここはホテル内でも一番海に近い位置にあって、3方の窓からはいずれも海を見渡せる。天井には洒落たシャンデリアが下がり、リゾートでありながら、洗練されたダイニングの雰囲気を漂わせている。

ランチタイムはブッフェを行っており、今回のテーマはイタリアン。2,310円で、スパークリングワインのカクテルも含まれている。生ハムメロンをはじめ、サラダや各種イタリアンオードブルに、目の前で仕上げるパスタ、魚料理、肉料理、フルーツ、ドルチェの数々。味はいいし、サービスにも滞りがなかった。コーヒーは別料金。

[ルネッサンス オキナワ リゾート]

Y.K.