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2002年12月22日

ロイヤルパークホテル Executive Deluxe Room
喜-2 ターンダウン
入口からシッティングスペースを見る
到着時、ドアマンの対応は見事だった。礼儀正しく、そして自信に満ちていながらも、謙虚さを保ち笑顔も絶やさなかった。更に、ベルマンは一層素晴らしかった。天性の物腰だろうか、非常に気持ちの良い対応だった。16階のエグゼクティブラウンジでチェックインをしたが、最初は15階の禁煙ルームがアサインされていた。ところが、15階は以前レギュラーフロアだったため、仕様がエグゼクティブフロアとは異なる部分があるため、16階以上に変えてもらえるようリクエストした。

ゲストリレーションズが部屋を探している間も、そのベルマンは表情から笑顔を絶やすことなく、きちんと背筋を伸ばし、荷物を持って立っていた。新しいルームキーが下のフロントにあることがわかり、そのベルマンが階下へ取りに行くことなったので、その間ラウンジで、すでに始まっていたカクテルアワーを楽しむことにした。

ワゴンにカクテルの材料や、缶ビール、ソフトドリンク、ミニボトルのワインなどが用意され、オードブルは温製、冷製が数種だけだが並ぶようになり、何も無かった以前よりは、カクテルアワーらしい様子になった。若い外国人が多く、空港のラウンジのような雰囲気だ。

客室は44平米のデラックスルーム。開業以来、タワースイートとともに、もっとも利用する機会の多いお気に入りのタイプだが、最近はちょっと客室に傷みが目立ってきた。この客室に限ったことかもしれないが、レースカーテンは、何箇所も縦に裂けている部分があり、大変だらしない印象があった。ドレープにも擦り切れて綻んでいる場所があった。ベッドカバーもいささか色褪せた感がある。いずれ改装に着手するとのことだが、このホテルならではの色彩感やセンスは、損なわないで欲しいものだ。

スイート以外の客室では、羽毛布団ではなく、毛布にトップ、アンダー両方にシーツをあてがってベッドメイクしているのも、このホテルの特徴だ。そして、ぴっちりとしたベッドメイクではなく、足元にゆとりを持たせたベッドメイクをしているのが好評らしい。手間の掛かる作業を、きちんと実践する姿勢は素晴らしい。

ターンダウンがいつまでも来なかったので、遅くなってからリクエストしたら、若いベルボーイがやってきた。彼はまだ慣れないのが、見れば直ぐにわかる。ベッドの足元をどうやってふんわりと仕上げるのか、よくわかっていない様子だった。何度もやり直していたが、本人もどうにも納得のいかないらしい。結局、うまくできずにすみませんという感じのことを言い残して出て行ったが、真面目にチャレンジしている様子を見て、なんかいい感じだなと思った。

ライティングデスクからベッドを見る ベッド奥からライティングデスク方向を見る

ベッド FAXが邪魔なデスク

[ロイヤルパークホテル] 920608 950502 950604 990327 990808 000809 010125 010713 020308 020504 020505

Y.K.