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2002年1月25日

京王プラザホテル Executive Deluxe Room
楽-2 電波
エントランスホール
高層ホテルで携帯電話が使えないのには、いつも悩まされている。できることなら高層階を希望したいところだが、いつ大切な電話が入るかわからないので、やむなく低層階をあえてリクエストすることも少なくなかった。しかし、京王プラザホテルでは、2001年末に館内アンテナ設置工事を終了し、全館で携帯電話の通話が可能になったとのニュースを知り、これからは安心して利用できると思っていた。

今回利用した客室は、本館の37階。以前ならほとんど電波が届かない状態だった。画面にアンテナが3本立っていても、通話はまずできないし、iモードは圏外表示になることがことが多かった。ところが、不思議なことに、同じDoCoMoの携帯電話を同じ環境で複数並べて見ると、一方はてんでダメでも、一方は電波良好という状況になる場合があるので、電波状態は、電話機個々によっても違うのかもしれない。

今回は、客室内にいても常にアンテナが3本表示されていた。しかし、いざ通話をしようとすると、圏外になってしまったり、途中で途切れてしまったりする。それは、もしかするとこの客室が建物のコーナーに位置している関係上、最もアンテナ設備から遠いのが原因だったかもしれない。試しに廊下に出てみると、若干状態がよくなった。これはDoCoMoの携帯による場合で、auの場合は現時点ではまったく圏外表示であった。確かに、以前よりも格段に改善されたが、全館通話可能を謳うのなら、もう少し調整の余地があると思われる。

バスルームのアメニティグッズも一新された。環境保全のためと、歯ブラシやシェーバーなどは一度ビニールのパッケージになったが、再度箱入りになった。シャンプー類は透明のボトル入りになった。これだけでバスルームのイメージががらりと変わった。それだけアメニティには、雰囲気に対して大きな影響力があるということだろう。客室内の清掃状況は概ね良好だったが、バスルームの天井が若干汚れていた。清掃中はなかなか目が届かない部分だが、バスタブに浸かると自然に目が行ってしまう場所なだけに、気をつけて欲しい。

客室の窓ガラスは手垢ひとつ残さず清掃されていた。夕暮れ時、空がグラデーションに染まり、都庁の後ろに広がる街並みには、次第に明りが点り始め、刻々と表情を変えてゆく様子が美しかった。

深夜になって、無気味な振動が断続的に発生し、気が休まらなかった。原因は不明。それが収まったか思えば、今度は40階と41階の改装工事が始まり、ドリルやトンカチが響き渡る環境に。どうも最近は、よく騒音に見舞われる。フロントに相談すると、すぐにドリルなどの使用を中断してくれるなど、こちらの立場を考えた対応を取ってくれた。

幅にゆとりのあるベッド 室内の中央にセットされたシッティングコーナー

ライティングデスク コンプリメンタリーのインスタントコーヒー

入り口脇のドレッサー 一新されたアメニティ

客室から見た都庁 客室から見た都庁第2庁舎やパークタワー

2002年1月26日 朝
京王プラザホテル 「ロ スパツィオ」
楽-1 ディスコ風(死語かも)
土曜の朝なので、混雑しているだろうと覚悟して出掛けたが、意外にも店内は静かな状態だった。入り口に立つ係は、朝にしてはちょっとクールに決めすぎてる感じで、終始笑顔を見せることはなかった。

この日の客層は外国人が多かったが、ビジネスマンや観光客など、雰囲気は多彩だった。それほど混雑していないにしても、サービス人の数が非常に少なく、行き届いているとは言えなかったのが残念。
人数が少ないだけでなく、個々のスキルも今ひとつなので、効率が悪い。
コーヒーのおかわりが欲しいと思っている時、デカンタを持った係が、ちょうど隣のテーブルに呼ばれてコーヒーを注ぎ足していた。次にはこちらに来るだろうと思いきや、そのままデカンタを持って他のセクションに行ってしまった。結局、他には係が見当たらないので、手を上げてその係を呼び、コーヒーを注いでもらった。
その係の視線を追ってみると、歩いている時に、テーブルを様子を確認することを怠っている。もう少し周囲の状況を見ながら歩かなければ、どんどん効率が悪くなるばかりだ。

店内のインテリアをしみじみ眺めてみると、結構個性があって面白い造りをしている。座席はセクションごとに段差が設けてあり立体的で、床と壁の一部には2種類の大理石を用いてグレード感を出している。リモートコントロール式のスポットライトや、大型スクリーンの他、中央にはミラーボールまで設置してあり、一昔前のディスコの雰囲気が懐かしい。

2002年1月26日
京王プラザホテル多摩 Superior Double
哀-1 
1階エントランスホール
この夜、多摩は雪だった。結局積もることはなかったが、チェックインをした21時頃には、かなり激しく降っていた。

チェックインを済ませて向かった客室は、西館、つまり新館のスーペリアダブルルームだった。その響きから、以前利用したことのあるスタンダードツインより、少し広いか、あるいは少し狭いか程度かと想像していたが、どちらかというと、ちょっと広めのシングルルームという印象だった。

20平米あるかないかのコンパクトな客室には、140×205センチのベッドが壁にピッタリとくっついて置かれている。窓際にはライティングデスクも兼ねた対面式のデスクが、そして、ベッドの脇にはナイトテーブルと並んで、ごく小さなドレッサーがある。テレビとミニバーは同じキャビネットに収納されており、室内はすっきりとシンプルな感じだ。245センチの天井には蛍光灯のシーリングライトが設置されており、それを点ければ明るいのだが、どちらかというと明るすぎて、現実的な感じが気に入らず、使うことはなかった。

客室の窓から見えるのは、向きによってニュータウンの街並みか、東館と西館の狭間かに分かれる。今回は外側向きだったので、雪の舞う街並みを見ることができた。ホテル自体が小高い丘に建っているので、眺めは比較的開けていて悪くないが、狭い客室で、結露する窓から雪景色など眺めていると、陰鬱で哀しい気分になってくる。

バスルームは3.2平米にユニットで、洗浄機能つき便座や、サーモスタットつきカランなど、このクラスのホテルとしては、十分な設備が整っている。ベイシン上の照明器具に、1年分程度の埃が積もっていた。ティシューで拭いてみたら真っ黒になった。そればかりか、バスルームが少し明るくなる程だった。

シティホテル系ならではの内装 テレビはキャビネットに納まっている

湯温調節はサーモスタットで バスルームの壁紙は石風

[京王プラザホテル]
960127 971004 980102 980115 980324 000909 001015 010120 010220 010123 010502 010623 010710 010828 010908 010930 011019 011117

Y.K.