1992.05.13
昼定食
フランス料理「パラッツォ」ロイヤルパークホテル
喜-3

久しぶりに会う友人と昼食を共にした。9,000円の昼定食には、手長海老のクリームスープ マジョラム風味、サーモンのキャラメルソース ブラックペッパー、ローレルのグラニテ、鴨のロティ フォアグラ風味のパスタ添えとグランデセールがつく。いずれも薫り高い料理で、舌だけでなく、むしろ嗅覚を刺激されながら、おいしい香りが全身にしみわったってゆくような感覚で楽しめた。

ワインはCHATEAU TALBOT '82。水曜日の昼にしてはとても混み合っていたので、料理の間隔が長く開いてしまったり、タイミングがややちぐはぐになった感じがしたが、食事をする側としてはたいして気にならずに済んだ。しかし、働く方は、いい仕事ができていないことをとても気にして入る様子で、落ち着かないサービス態度を繰り返し詫びていた。商売繁盛、おおいに結構だと思う。

Y.K.