私はホテルやレストランで過ごす時間が大好きです。
仕事柄、日常的に利用するチャンスに恵まれていますが、決してその「非日常感」が色褪せることはありません。
私がいつ頃からホテルを頻繁に利用するようになったのは定かではありませんが、4歳の誕生日パーティーを昔の東京ヒルトン(のちのキャピトル東急)のボールルームで開いてもらった記憶が最も古い思い出です。
以来、仕事をするにも、また、仕事から離れて自分自身をリフレッシュしたい時にも、ホテル/レストランは常に私の強い味方であり、長く付き合える気のおけない友人のような存在です。
この喜怒哀楽では、私がホテル/レストランで遭遇した出来事や、その時に感じたことなどを率直にまとめました。
ほとんどがプライベートで利用した(自腹で利用した)ものですが、全てを掲載しているわけではなく、印象深かった体験のみをピックアップしています。
ありのままを記載するには勇気が必要でした。
現実に起こったエピソードとは言っても、それをどう受け止めるかは人それぞれですので、客観的な感覚でお読みいただけるとありがたく思います。
ホテル/レストランには、時々予想もつかない体験が待ち受けています。嬉しい体験ならいつでも大歓迎ですが、災難のようなひどい待遇を受けることも多々あります。
それが、 たまたまタイミング悪く遭遇した事件であって、普段はまったくそのようなことがなく、素晴らしいということも十分にあり得ます。
いいことも、悪いことも、記載されているすべての事柄は、すべての人に起こり得るものですが、一度しか利用していない所もあれば、かなりの頻度で再訪している所もあり、情報量にばらつきがあります。また、人による感じ方の差や好みもありますので、このコーナーの内容からそのホテル/レストランの善し悪しを判断しないでください。
頻繁に利用するところからは、特別なサービスを受けることがありますが、それを断りなく記載して、自慢になったり誤解を招くようなことは避けたつもりです。
喜怒哀楽のリストページで気になるホテル/レストラン名が見つかったらクリックしてみてください。極辛口で厳しい批判を目にすることもあれば、涙が出るほどうれしかったというエピソードに共感してくださることもあるでしょう。
いずれも、次回の旅行であなたが体験する事柄かもしれません。また、同じ体験をしたとしても、あなたの感じ方は私とまったく違うものかもしれません。しかし、それがホテル/レストランの面白さだと思います。
もし、あなたのお気に入りのホテル/レストランを私が強く批判していても、気を悪くしないで下さい。そのホテル/レストランは、あなたに対してはとりわけよいサービスを提供しているのですから、「わたしはそんな目に合わなくってよかった」と喜んでいただけたら幸いです。
ホテル/レストランは、施設の状況はあらかじめ下調べができても、サービスの出来具合について決め手になる安心材料はなかなか見つけられません。
施設を繰り返し利用することで、情報を蓄積し、自分の目的に適った満足のゆくホテル/レストランを探し出せれば何よりですが、それには莫大な予算と時間が必要です。
「雑誌などで雰囲気よさそうに取り上げられていたので利用してみたら、イメージとまったく違った。」という話をよく聞きますが、旅の返品はできません。そんな失敗を避けるささやかな手助けとしても、喜怒哀楽をご利用下さい。
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