YKsonic Web | home | concert | kidoairaku>2011 | blog | gallery | profile | contact | |
ANAクラウンプラザホテル宇部 Twin Room | |
ANA Crowne Plaza Ube | 2011.12.18(日) |
山口県宇部市 | 哀-2 |
ARCHIVES ・ 1992 |
眩しい机 昨年の同じ日にも、このホテルに泊まった。その時はまだ宇部全日空ホテル。そして今ではANAクラウンプラザホテル宇部にリブランドしている。まだリブランドから半月少々、看板などのブランドアイデンティティを示す部分は変化したが、まだスタッフの気分は以前と変わらないように見える。 チェックインしたのは21時過ぎ。フロントの係はシティホテルらしいサービスを保っているが、館内はすっかり閑散としており、季節外れのリゾートのようだ。スピーディなチェックインを済ませて部屋に入ると、予約した通りのシングルルームだった。 メンバーの特典で部屋がアップグレードされるはずだが、今日は混雑していて不可能なのだろうか。考えても仕方がないので、フロントに電話をして尋ねてみた。すると、アップグレードをし忘れたので、すぐに新しい部屋を用意するのとこと。臆せずに言ってみるものだ。 新しい部屋は先のシングルと同じ階にあるツイン。昨年泊まった部屋とよく似ている。だったら、シングルのままの方が新鮮だったかもと思ったが、今更戻るのも面倒。昨年はプレミアムフロアだったのに対し、今回はふつうのフロア。しかし、室内はほとんど変わらない。 違いといえば、カラースキームくらいだろうか。プレミアムフロアが濃い木目とシックなカーペットだったのに対し、こちらは明るい木目と派手な柄のカーペット。スローケットやクッションが赤いのは、ふつうフロアだからなのか、クラウンプラザになって変わったのかは定かでない。見た目の印象は、プレミアムフロアの方が都会的だ。 部屋の設備だけでなく、ベッドメイクの乱雑さや、スローケットのしわくちゃ加減も昨年同様。その辺りには、あまり気を配っていないと思われる。ベッドを丁寧に仕上げることは、部屋の印象を大きく左右するので、ぜひ改善してもらいたい。 座った時、目線の高さに照明があって、眩しいったらありゃしない拷問デスクもそのまま。そこで文字が小さくて読みにくいルームサービスメニューを開くと、人をばかにしているのかという気分になる。ちょっと小腹が空いたからなにか注文しようかと思ったが、腹が立ったので中止。スリープアドバンテージのアメニティも新たに加わった。 バスルームにも特に目新しいところはないが、バスアメニティのケースがクラウンプラザのものになり、アイテムもブランド共通のものに統一された。タオルは3サイズ揃うが、新旧混在。古いものは薄く黒ずんでいるが、新しいものはふかふかだ。 バスルーム内はほとんど色彩のない世界。すべてが丸みを帯びているのは、村野藤吾のテイスト。バスルームだけ見ると、都ホテルやプリンスホテルを思い出す。 客室階廊下は、さっぱりとした柄のカーペットに。ビジネスホテルのような雰囲気になった。エレベータホールの目の前にも客室扉があるが、その部屋になったら落ち着かないような気がした。 ロビーのカーペットも、色といい柄といい、どうしてこんなものを選ぶのかと思うようなもの。空港ロビーじゃあるまいし、もう少し居心地をよくするデザインにものを選んで欲しい。 正面玄関前には昔の噴水の名残りがある。床は塗装され、広い屋根付き駐車場となっている。 堅実な外観だが、味わいのある凝った意匠が見られる。周囲にある建物の中では、ひときわ立派な存在だ。 新しいクラウンプラザの看板は、真っ赤な色彩が人目を引く。ちょうどクリスマスシーズン。街を彩る装飾ともよくマッチしていた。 今回もまた、小休憩を取るだけの単純な滞在だった。また機会があれば、館内のレストランも利用してみたいものだ。 |
▲このページの先頭へ | |
OFFICIAL WEBSITE |
このホテルに関する過去のレビュー |