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蔵ホテル一関 Single Room | |
Kura Hotel Ichinoseki | 2010.10.22(金) |
岩手県一関市 | 哀-2 |
ARCHIVES ・ 1992 |
工事中箇所の多い宿 一関駅からまっすぐ歩いて3分。蔵ホテル一関は、わかりやすい場所にある。外観も新しく、快適そうだ。ロビーは明るく、大理石を用いた欧州風と和のテイストとが、互いに融和することなく主張し合っているのが面白い。 だが、館内は工事中の箇所が多く、設備を十分に使える状態ではなかった。大浴場は増設工事中で完成しておらず、レストランもリニューアル中で使えない。ホテルのシンボルにもなっている蔵も、工事中のために遠目に眺めるだけだった。 客室は主にシングルルームで構成されている。用意されたのも、スタンダードな15平米のシングルルームだった。ベッドは窓側に寄せられており、夜は窓からの冷気が寒い。滞在中に窓が結露することはよくあるが、ここの場合、チェックインした時点ですでにびしょ濡れだった。 バスルーム側の壁を背に、ロングベンチソファが置かれてる。広げればベッドにもなり、スタジオツインとして利用できるようだ。ベンチの前には空きスペースがあり、もったいないくらい。 だが、デスクユニットは、かなりごちゃごちゃとした印象。今どきブラウン管テレビなど見るからに邪魔だし、デスク下の冷蔵庫にいたっては、どこかに放り出したくなるほどだ。デスクに向かおうとスツールに座っても、冷蔵庫があるせいで、まっすぐに座れない。 バスルームは狭いユニット。退屈な色彩感の中に、紫のタオルがアクセントになっている。シャワーは弱々しく物足りないというのに、トイレを流すと勢い余ってマグマのように飛び散るのは困ったものだ。 レストランが使えないので、朝食は2階の宴会場で提供された。特に印象に残るものはなかった。出発は午前8時。東北の清々しい朝の空気を味わいながら一関駅まで歩き、はやてに乗って東京へ向かった。 |
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