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秋田ビューホテル Standard Twin Room | |
Akita View Hotel | 2010.09.09(木) |
秋田県秋田市 | 楽-2 |
ARCHIVES ・ 1992 |
百貨店と一緒になったホテル これまで何度も秋田県を訪れているが、秋田駅近くのホテルに泊まるのは初めてのような気がする。少なくとも、過去にその記憶がない。 秋田ビューホテルに到着したのは、夕方5時ごろだったろうか。駅前からまっすぐ伸びる大通りに面しており、ホテル専用の車寄せはなく、駐車場もホテルから離れたところにある。ホテルは西武百貨店との複合施設になっている。 車道から歩道を横切って正面玄関へ。ここに係は不在で、カートなども用意してないため、大きな荷物を下ろすには、奥までカートを取りに行く必要があったが、マネジャーと思しき男性が積極的に手伝ってくれた。 正面玄関を入ると、大理石を敷き詰めたロビーが広がっている。奥行きがあり、途中にはいくつかの店もある。シティホテルらしい雰囲気だ。 ソファセットの背後には、秋田の夏の風物詩として全国的に有名な竿燈まつりをモチーフにした蒔絵風パネルが設けられており、ビューホテルらしさを感じる。 フロントはロビー奥の方にあり、カウンターには若い女性たちが控えている。チェックインはスムーズに行われ、さきほどのマネジャーがベルアテンダントとなって部屋まで案内してくれた。 客室へのエレベータは3基。客室は7階から11階までの5フロアにあり、各階のエレベータホールにはソファセットが置かれている。ちょっとした面会に便利だが、ここで酒盛りでも始まったら大変だ。 今回用意されたのはスタンダードツインルーム。面積は28平米で、地方のシティホテルとして標準的な広さを持っている。家具は昔ながらだが、ファブリックは改装された様子。グレーのモノトーンが基調となっているが、既存の家具とのバランスはよくない。もっと温もりの感じられる配色の方がよかったと思う。 ベッドはカバーと一体化した寝具を使っているが、その上にスローケットを設けているのが珍しい。枕元にはクッションが添えられ、昔ながらの浴衣がセットしてある。ナイトパネルには冷蔵庫の電源スイッチがあるが、これはかつてTVのスイッチだったと思われる。 デスクユニットはローズウッド風の深い色彩が印象的。デスクトップは広く、作業にも申し分ない。しかし、室内の主電源がキースロットで作動するのだが、ルームキーを抜くと、コンセントまでオフになってしまうのは困ったものだ。テレビは32インチの液晶。台からはみ出そうだ。 窓際にはソファセットがあり、丸いテーブルをイスで囲んでいる。大きい方はベッドにもなりそう。この部分に照明はなく、フロアスタンドが反対側に置かれている。他にシーリングライトがあるので、室内は明るいのだが、ムードはいまひとつだ。 窓の外には千秋公園の池と噴水が見える。もっと手前はビルばかりなので、遠くに目をやった方が気分がなごむ。特に夕暮れがきれいだった。 バスルームはタイル張りのユニット式。タイルにはところどころ柄が入り、これもまたビューホテルらしい。らしいといえば、タオルが黄色いのもビューホテル的だ。 シャンプー類はボトルディスペンサー式。他のアイテムはカゴにまとめられている。一昔前のデザインだが、使い心地の悪くないバスルームだった。 館内のレストラン・バーは7か所もある。そのうち、コーヒーショップ的で気軽に使えるのは、1階ロビー脇にある「ピーナッツギャラリー」。ユニークな店名だが、夜は7時に閉店してしまうのもユニーク。なので、慌てて食事を済ませることになった。朝食も同店で提供される。 館内にはフィットネスクラブがあり、以前はプールも営業していたが、現在はジムとサウナのみ。せっかくなので利用してみたところ、終始ガラガラだった。 |
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