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ホテルプラザアネックス横手 Single Terrace Room | |
Hotel Plaza Annex Yokote | 2010.09.07(火) |
秋田県横手市 | 哀-1 |
ARCHIVES ・ 1992 |
におう部屋 またも200キロの移動を経て、横手にやって来た。岩手県を経由しているとはいえ、同じ秋田県内の移動である。東北は広いと実感する旅だ。 横手での宿は、昨年と同じホテルプラザアネックス。前回の印象はさほどよくなかった。単に好みに反するものが多かったというだけで、宿として劣っているとは言いたくない。だが、やはり楽天でプレミア東北2年連続第一位というのには合点がいかない。 到着時、正面玄関前はちょっとした交通渋滞が生じていた。ホテル前の道路にも問題がある。ちょうどホテルの前の前で道路が「L字」に折れ曲がっており、信号もないものだから、人も車もヒヤヒヤする。 加えて正面玄関に着けようとしているマイクロバスや車が重なり、混乱していた。ホテル前にある平地の駐車場も、雑然とした感じでなんとなく停めにくい。 正面玄関は公共施設のようなさっぱりとした雰囲気で、ホテルらしい装いや色香はまったく感じられない。フロントもスーパー銭湯の受付と大差ない設えだが、スタッフは明るく、人数も揃っている。 今回用意されたのは6階のテラス付きシングルルーム。廊下のデザインは、都会のビジネスホテルのようだ。扉は木目だが、あとはオフホワイトで色彩感を抑えている。 テラス付きシングルの面積は20平米。シングルとしてはゆとりのある広さである。とても細長い部屋で、入口近くにクローゼットを設置している。部屋に入ったとたん、むせかえるようなにおいに悩まされた。小人になって、誰かの靴下の中に迷い込んだような感じ。吐きそうだった。 ベッドは140センチ幅。都度替えするデュベカバーで仕上げ、ルームウェアが置かれている。ナイトテーブルはないが、ベッドボードの上端がそのまま棚状になっている。 デスクユニットは機能的だが、均衡の取れていないデザインなので、見た目に格好が悪い。テレビは、ウイング状に張り出た部分に載っている。空調の吹き出し口がちょうどデスク上にあるため、ここで作業をしていると風が直接当たってしまうのも難点だ。 窓際にはオットマン付きのイスがあり、ゆったりと掛けることができるのだが、小さなテーブルくらいは添えてもらいたかった。イスの脇には、スリット状のミラーが掛かり、部屋のアクセントにもなっている。 テラスはウッドデッキになっているが、何が置いてあるわけでもなく、さほど存在価値を感じない。ちょっとイスでもあれば、夕涼みにちょうどいいのだろうが。室内は全体的に研修施設のような感じで、味気なくつまらない内装だ。 バスルームはユニット式。清潔感はあるが、3サイズ1枚ずつ用意されたタオルは、いずれも薄っぺらで擦り切れているようなものばかり。ドライヤーもボロい。 シャンプー類は壁掛けディスペンサー。その他のアメニティはトレーにまとまっている。宿泊客はアネックス7階展望温泉、ゆうゆうプラザの大浴場と露天風呂を無料で利用できる。自慢の天然温泉らしいが、スーパー銭湯のような感じなので、利用する気になれなかった。 食事も昨年大失敗した7階の店は避けたかった。そこで姉妹ホテルの横手プラザホテルにあるレストラン「ベルアージェ」へ出向いてみた。こちらの方が静かで落ち着いており、クロスの掛かったテーブルや、丁寧なサービスにより、ホテルレストランらしい雰囲気が感じられる。 ただ、元来はロビーラウンジとして設けられた店なのか、それぞれのテーブルが小さいため、4人用のテーブルでも、ふたりで食事を注文したら手狭になるが、フルコースディナーも提供しているという。 今回注文したのは、ミニハンバーグを2種類チョイスして、スープ、サラダ、パン、コーヒーが付くセット1,300円。宿泊客にはワンドリンクサービスもあり、お買い得だった。 |
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