YKsonic Web | home | concert | kidoairaku>2010 | blog | gallery | profile | contact |

鹿角パークホテル Single Room  
Kazuno Park Hotel 2010.09.06(月)
秋田県鹿角市 喜-1

庭園

ARCHIVES

1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
ホテル別リスト
レストラン別リスト
「楽5」「喜5」ベストコレクション
グルメ2010
グルメ2011

ハチミツとの再会


秋田県に属しながら岩手側の文化を色濃く残す鹿角は、尾去沢銅山で全国にその名を知られている。大曲から高速道を使い、盛岡経由で200キロの道のり。長距離移動の疲れを癒してくれるのは、鹿角の街を包む、喧騒とは無縁の静けさであった。

到着したのは18時半。すでに日は落ちていた。ホテルのロビーはひっそりとしている。エージェントがチェックインをする間、ロビーを見まわしてみた。十分な空間を保った中に、土産物のショーケースやワゴンが並んでおり、雑然とした感じはしない。

ロビー

一角にはどっしりとしたソファが置かれている他、あちこちに平凡パンチの表紙で名高い奥津国道氏の絵画が展示されている。全体的に、一昔、いや二昔前の豪華さが漂うロビーだ。

ロビー

エントランス付近には、愛宕清水と書かれた湧水があり、飲用が可能とのことだが、柄杓やグラスが見当たらなかったので、試せなかった。オーナーのコレクションだろうか、脇には大きな彫刻もあった。

ロビーの清水

ルームキーが出てくるまでの間に、土産物コーナーで懐かしい品に再会した。以前、人から贈られたことのあるハチミツである。個人的に好みにあう味だったので、どこかで買い求めたいと思っていたのだが、まさかここで出会えるとは。もちろん早速購入した。

名産のはちみつ

ホテルは本館と別館に分かれているが、別館はシングルルームをわずか6室だけ設けただけの、2階建の小さな建物。本館もさほど大きくはないが、大宴会場や料亭風の和室、ダイニングなどを備えており、それなりにスケール感はある。

客室階廊下

今回用意されたのは、別館のシングルルーム。2階までは階段しかなく、大きなスーツケースを自分で運ぶのは容易ではなかった。廊下の途中にも階段がある。別館の建物そのものは軽い感じで、部屋が並ぶ様子も、カラオケボックスの個室のようだった。

シングルルーム

だが、室内はそれなりに雰囲気がある。窓が高い位置にあるのだが、駐車場が見えるだけなので、明り取りだと考えた方がいい。ベッドは110センチ幅。マットレスは硬く、寝具も古い印象だ。

デスク

家具は立派に見える。デスクユニットにはトリニトロンテレビが載り、下には引きぬき式の冷蔵庫が収まってる。この地域ではTBS系の番組を見ることはできないそうだ。デスク前のミラーにはふたつのブラケットが取り付けられ、デスクだけでなく室内を照らす役を担っている。

ソファ

窓際にはベッドにもなるロングソファがあるので、スタジオツインとして使うこともあるのだろう。カーテンは天井から床までを多い、厚手で存在感がある。

窓側から入口側を見る

クローゼットは入口の脇。小型で奥行きがなく、あまりものは入らない。また、かなり壁が薄いらしく、隣室のちょっとした物音まで聞こえてくるので、息をひそめて過ごさなければならなかった。空調の効きも悪く、常時蒸し暑くて、寝苦しい夜となった。

バスルーム

バスルームは小型のユニット式。清潔感はまあまあといったところだ。アメニティは最低限の品揃えだが、ドライヤーはイオン式の新しいものを備えている。水は冷たく、湯は熱いことも印象に残った。

庭園越しにレストランを見る

レストラン「パークサイド」は、見事な庭園に面しており、和洋中の料理を提供している。夕食で利用した時には、洋食をアラカルトで注文したが、割高な印象が否めなかった。朝食では、レタスとトマトの新鮮さが忘れられない。

 ▲このページの先頭へ  

OFFICIAL WEBSITE

鹿角パークホテル

このホテルに関する過去のレビュー

初登場のため、過去のレビューはありません。