霧の街 |
2007.10.15(月)
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メインホテルナカムラ Single Room | |
Main Hotel Nakamura |
楽-1
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都城に2泊した。遅い時間にチェックインし、朝早く出掛け、また遅く戻って、早朝にチェックアウトというスケジュールだったので、心地よいホテルだったら後ろ髪を引かれただろうが、ビジネスホテルのシングルルームでは、慌しい滞在でも十分だった。
泊まったのはメインホテルナカムラ。国道10号線沿いの商店街に位置しており、繁華街にも程近い。だが、商店街に活気がないことは、賑わう時間に見なくても一目瞭然だった。地方の商店街は、本当に大変だと思う。メインホテルナカムラも以前はナカムラデパートという百貨店だったらしい。現在は婚礼・宴会主体の本館宴会棟と、1995年オープンの宿泊棟とからなるが、本館はかなり古めかしい。 客室は113室。シングルが最も多いが、和洋室や広いツインも備えている。シングルの手頃さに比べると、高級客室の料金設定はかなり高めだ。フロントは1階にあり、ビジネスホテルにしてはスタッフ数が多く、フロントカウンターは大理石造り。マネジャー風の人もカウンターに立っているが、映画に出てくる田舎の保安官みたいに、無駄に威張っているような印象を受けた。そんな態度で、いったい何の得があるのか不思議だった。ロビーにはテレビが置かれ、大音量なのが気になった。 用意された客室は4階のシングル。低層階だが、窓が大きく日当たりのいい表側の部屋だった。扉のないクローゼットにはハンガーが3本。姿見はなく、デスク前のミラーも非常に小さい。デスクユニットには14インチのブラウン管テレビが載り、下には引き抜き式と思われる冷蔵庫があるが、なぜかロックされていて開かなかった。イスはスツールだけで、室内に背もたれの付いたイスはない。ベッドは110センチ幅。家具やファブリックの質感は、料金の割にはよいものを採用している。バスルームはわずか1.8平米。ワンルームマンション風で、アメニティも最低限だった。 朝食は古めかしい本館のレストランにて。800円だが前日までにフロントで食券を買い求める必要がある。和洋のブッフェで、内容は値段相応だった。周囲にレストランが少ないので、食事には不便を感じるかもしれない。歓楽街も近いが、地元スタッフによれば、治安がよくないとのことで、立ち入ることを控えるようにアドバイスされた。大丸センターモールの脇にあるフランス料理店が、値段も手頃でなかなかいい料理を出していた。都城は盆地のため、気象に特徴がある。10月なのに連日26度と暑く、朝夕には濃い霧が出て幻想的だ。 |
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メインホテルナカムラ |
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