谷間を望む窓 |
2007.06.01(金)
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箱根ホテル小涌園 Standard Twin Room | |
Hakone Hotel Kowaki-en |
楽-2
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予約は前回利用した時と同じスタンダードツインで入れてあったが、アサインされた客室は前回とはレイアウトが異なっていた。広さは両方とも30平米だと思われるが、同じカテゴリーの部屋の中には20平米という狭いツインもあるらしい。公式サイトによれば、むしろ今回の部屋が標準タイプのようだが、よくあるホテルルームとは違い、個性的なレイアウトになっている。
部屋は正方形に近く、縦に3分の2が居室で、残り3分の1がエントランスホール、トイレ、バスルームに当てられている。インテリアは高級ではないが落ち着いた雰囲気。ファブリックのカラーや柄も上品だ。居室には2台のベッド、窓際のソファとテーブル、テレビ台を兼ねたデスクキャビネットとバゲージ台が設けられている。テレビは最近入れ替えたらしく液晶型が備わっている。ミニバーとクローゼットは廊下側の壁に沿って設置されており、収納や扉の位置関係はスイートによく見られる配置だ。 窓は比較的大きいが、この部屋は庭とは反対の裏側向きであり、フロントよりも低い階にあるので、ゴツゴツとした岩とその上に茂った植物が見えるものの、遠くの景色を見ることは出来ない。代わりに窓の外にはプランターが掛けられ、可憐な花が和ませてくれる。 バスルームは、客室入口からまっすぐ進んだ場所に、細長く設けられている。入口に近い方からトイレ、ベイシン、洗い場付きバスルームの順に並んでおり、なかなかユニークな配置だ。特に洗い場付きバスルームは窓が付いており、外光が差し込む造り。バスタブは小さいが深めに出来ており、カランからは勢いよく温泉が注がれる。アメニティは最低限の用意ながら、温泉ホテルらしく、売店で販売している基礎化粧品のサンプルが並んでいる。 この部屋は、ちょうど売店や温泉露天風呂のあるフロアだったので、それらを利用する際には近くて便利だった。以前の部屋は露天風呂から一番遠い部類だったので、その往復が面倒だった記憶があったが、今回は楽。だが、露天風呂に行く客が必ず通るルート上にある部屋なので、しばしば廊下が賑やかになるのが難点。館内には5軒のレストランと2軒のバー・ラウンジがあるが、ディナータイムはどこもリゾート価格。ブッフェやコースばかりで、ちょっとしたものを軽く食べたいという希望に適う店はない。 |
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箱根ホテル小涌園 | 051102 |
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