コワモテポスター |
2006.04.03(月)
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シェラトンホテル札幌 Junior Suite | |
Sheraton Sapporo Hotel |
楽-2
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疲れがピークに達し、このままだと体調を崩すような予感がしたので、小樽からシェラトン札幌までタクシーで行くことにした。小樽駅から新さっぽろ駅までは、快速電車の指定席に乗れば40分程度で快適にアクセスできるが、駅からホテルエントランスまでの数分だけは歩かなくてはならない。その徒歩を回避し、ホテル玄関でスタッフに出迎えてもらうために約17,000円を投じ、正面玄関まで直接アクセスできる方法を選んだのだが、到着時、エントランスは無人だった。
仕方なくタクシーの運転手に手伝ってもらいながら、自らとランクから荷を降ろし、エントランスからホテル内へと進んだ。館内に入ると、ベルデスク付近で3人のベルアテンダントたちが、寄り集まって談笑しているのが見えた。そのうちひとりが気付いてこちらに近寄って来たが、「お荷物、お手伝いいたします」と声を掛けられたのは、すでにフロントの手前数メートルのところだった。手が空いている時でも寄り集まってなどいないで、正面玄関やエレベーターホールに常に注意を払っているべきだ。 フロントでもルームアサインのミスがあって時間を要するなど、スムーズだとは言えなかったが、係の物腰は誠実そうで好印象。しっかりした教育を受ければ、どんどん洗練されるに違いない。今後が楽しみだ。 部屋に向かう途中、エレベータ内でレストランオープンのポスターを見かけた。ちょうどこの日に、イタリアンレストランがリニューアルオープンするとのこと。どうやら、腕のいい料理人がプロデュースする新感覚のレストランであるようだが、そのポスターに使われているシェフの写真ときたら、ひどく恐ろしい表情でびっくり。実物がどのような面相であるのかは知らないが、ホテル内に掲示するポスターとしては相応しくないと思った。ランチが4,000円、ディナーが10,000円のコースメニューのみを提供するらしいが、何を勘違いしているのか。この立地で成り立つはずがない。 用意された客室は、ツインベッドタイプのジュニアスイートだった。前回利用したダブルベッドタイプと広さは同じだが、入口扉の位置が違うため、リビングとクローゼットの配置に若干の違いがある。こちらの場合、クローゼットはウォークインタイプで、荷物を片付けておくのに便利だ。その他、部屋にある設備は、ダブルベッドタイプと同等。1年間訪れなかった間に、シェラトンスイートスリーパーベッド(以下SSSB)のコンフォーターカバーが紺色に変わった。他のシェラトンでのSSSBは、コンフォーターの下に、シーツ、デュベ、そしてシーツもう一枚を重ねてるが、ここではデュベともう一枚のシーツが省略されている。 この部屋は、それなりに凝った内装をしているが、客室の天井が低く、圧迫感が否めない。ベッドルーム付近が最大で245センチで、リビングは多くの部分が215センチしかない。あと10センチ違えば随分と印象が違っただろうが、こればかりは改装のしようもないだろう。SSSBの高さが50センチ以上あるし、紺色のカバーも部屋を窮屈に感じさせる要因になっており、以前の白いカバーの方がよかった気がする。 日中いっぱい降り続けた雪も夜には止み、見事な夜景を眺めることができた。空気が澄んでいるのだろう、湿度が高くても遠くまでくっきり見える。オレンジ色の街灯が印象的だ。部屋のバスルームは狭くてつまらないので、地階のスパへ出かけた。客が少なく、広いスパを独り占めしているようで快適だった。熱いサウナで汗をかいたら、体がだるいのもどこかへ吹き飛んだ。さぁ、明日からまた頑張ろう。 |
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シェラトンホテル札幌 | 050425 |
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