2005.09.12.(月) |
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ホテル東日本 Single Room Hotel Higashinihon |
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哀-1 湿気のある部屋 | |
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ホテル東日本は、盛岡駅から徒歩7分の所に位置し、新幹線の車窓からも、そのレンガ色の建物はよく目立っている。周囲にあまり高い建物がないので、14階建てのホテルでも、ランドマークとしての存在感を十分に放っているようだ。かつては地元の名士であった政治家の別邸跡に建てられている。
チェックインしたのは午後9時。フロントロビーはブリティッシュテイストのインテリアだ。数多くのソファが置かれ、待ち合わせにも便利。フロント係は親切な対応で、なかなかの好印象だった。フロントカウンターに立派な盆栽が飾られていたので、それについて尋ねると、借り物ではあるが30年ものの盆栽だと説明してくれた。 客室は6階から13階にあるが、さすがに設備が古くなっており、薄暗い雰囲気。客室も暗く、薄汚い感じがしたのは残念だった。角のシングルルームは幅が心持ち広くなっているのか、室内がL字型になっている。端から端までカーテンが設置されているが、窓があるのはほんのわずかな幅だった。また、そこから見える景色は生活感あふれる日常的風景で、旅情をそそるものはなかった。 ベッドは120センチj幅で、壁に寄せられている。その他にスタジオツインとして利用できるロングソファが置かれているが、そのソファに掛かるファブリックがジメッとした湿気を含んでおり、腰掛けるのも荷物を置くのもはばかられた。ベッドも妙な臭いが染み付いている。全体に古いビジネスホテル特有の湿気があり、不快に感じられた。 デスクユニットは機能的にまとめられており、全室でLANが無料で利用可能。テレビは小型ながら液晶だった。引き抜き式の冷蔵庫は、ソフトドリンクが150円と手頃。充実したルームサービスもある。バスルームはタイル張りのユニットで、深いバスタブを備えるが、タイル目地にカビがびっしり生えていて、バスタブに入るとそれがすぐ顔の横に来るのが嫌だった。タオルは3サイズ揃うが、びっくりするほど薄かった。洗浄機能つき便座は備わっていない。アメニティも簡素だった。 |
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[ホテル東日本] |
Y.K.