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2003年6月24日

カリフォルニア料理「マコレストラン東京」
喜-3 オリジナリティの粋
マコレストラン店内
ビバリーヒルズで人気の店が2002年12月、六本木に出店した。ホテルヴィラフォンテーヌ六本木のエントランスと並んだ場所に位置し、入口脇にはバレーパーキングを受け付けるブースがあり、ディナータイムには係が常駐している。店は大きくダイニングとラウンジとに分かれており、ラウンジではリビングルームのようなくつろいだ雰囲気の中、ワインやカクテルなどを楽しむことができる。一方ダイニングは、吹き抜けの高い天井から下がるカラフルなベネチアングラスのシャンデリアが印象的なダイナミックな空間で、奥にはメゾネットになった半個室も用意されている。モダンで洗練された雰囲気とエレガントさを併せ持ったダイニングの脇には、さらに開放的なオープンエアのテラス席もある。

店に入ったのは22時を過ぎてからだった。ラストオーダーが22時30分なので、少々遅くなってもきちんとした食事がとれるのがうれしい。入った時はまだ賑やかだったが、すでに食事を済ませ店を後にするゲストが多く、しばらくするとすっかりと静かになった。白いクロスが掛かったテーブルにはオイルランプがほのかに点り、シンプルなセッティングがなされている。箸もあらかじめセットしてある。席に着くとまず食前酒を勧められ、アミューズだけが数種類のったメニューを手渡される。アミューズも一品500円程度だが有料だ。

グランドメニューはアラカルトのみ。オーナー田中誠人氏が信頼して店を任せたシェフは加藤政勝氏。六本木のスパゴで10年間も腕を振るったカリフォルニア料理の第一人者だ。一品1,900円から4,800円の料理はどれも才気溢れるオリジナリティに彩られ、日本や中国のインスピレーションを盛り込んだ新しい味の発見を体感させてくれる。デザートは一品900円程度で、コーヒーは500円。

サービス料が加算されるが、一人1万円程度の予算で十分楽しめる。サービスはホテルレストランほど丁重ではないが、荒削りながらよく気付き、タイミングをよく心得ているので安心。女性給仕も多いが、この店にはよく似合っている。ヴィラフォンテーヌ六本木の宿泊客は、ディナー10パーセント引き、ランチ5パーセント引き、ラウンジは500円引きで利用できる。

[マコレストラン東京] 東京都港区六本木1−6−1 泉ガーデンテラス5F  TEL:03-5575-8055

Y.K.