ふと海の近くにあるロワジールに興味がわき、都ホテルからタクシーで向かった。それほど遠くないと思っていたが、タクシー代は2500円近く掛かり、ちょっと失敗した。この日は天気がよく、日差しもあったので、ロワジールの海側は眩いばかりに輝いていた。レストランは昼休みに入っている店が多かったが、プールサイドの「パピヨン」がやっていたので一休みした。このホテルのシンボルにもなっている、蝶のカタチをした造波プールには、澄んだ水が満たされ、シーズンオフでもきちんとメンテナンスをしている。ロビーには大きなパイプオルガンがあり、ひときわ目を引いている。また、ロビーの一角から、大きな蝶「オオゴマダラ」を飼育している温室に通じており、中に入って見物することができる。赤いものに惹かれるのか、造りものの赤い花や赤い靴に向かって、無心に近寄る蝶のひたむきさが面白かった。 |