1992.09.05
尊大さ
「ラブレー」代官山
怒-2

定食6,000円

イサキの薫製サラダ パートフィロのチューリップ仕立てキャビア添え

冷製オマール海老と雲丹のスープ カプチーノ見立て

ライムのグラニテ

和牛のバヴェットのポワレ ソースロックフォール
又は
スズキのぽわれ太陽の香りサンドライトマトのソース

季節のフルーツスープ シャーベット添え

ワゴンのデザートをお好きなだけ

プティフール カフェ

代官山の表通りから幾筋かはずれた閑静なロケーションにある、小さなレストラン。10卓ほどで満席になる店内を学生のような風体の若いギャルソンと、女性のウェートレスの二人で仕切っている。庭先にもテーブルがあって、天気のよい昼に花々に囲まれての食事もよいだろう。料理はとてもおいしかった。値段の価値は十分にある。だがサービスはもう一息だった。

ソフトなあたりで好感が持てるのだが、ボトルで注文したシャンパンに虫が入ってしまい、もったいないなぁと思いながらももう飲めなかったわけだが、花があるから仕方ないんですと言う感じで言い訳がましい上に、それに対するサービス(例えば代わりにグラスワインや食後のポートワインをサービスするとか、思い切って割り引くとか)もまったくなかった。悪いとはまったく思っていないのだろう。レジに立つオーナーシェフの態度も尊大で、よい印象がなかった。

1998年のコメント:このお店はこれ以来一度も行っていません。そんな激怒したわけでもないのに。世の中、レストランなんていくらでもあります。不愉快なことがあると、お客は不思議と足が遠のきますね。まぁ、お呼びでないと言われてしまうかもしれませんが。

Y.K.